シャカシャカ ドイツ奇行2017 6月6日 観戦を終えて

6月6日 観戦を終えて

朝から雨、そして体も疲労困憊で、起きたくなるまで寝ることを選択する。

12日間変わらぬメニューのモーニングをとり、「起こすな」の札をドアにかけ(これ大事やね)眠りに着く。
不思議なもんで同じメニューは飽きてから、次に慣れてくる。人間の適応力はたいしたもんや。昼過ぎに起きだし、スーパーに昼食と夕食を買いに行くが、ホテルでモーニングに出てくるパンとハムとチーズと同じものだ。
3×14日=52食同じものを食べたことになる。こうして慣れると他のもの食べようと思わなくなるねんなー。あ、赤ワインも買っといた。

夕刻になったので、18:00に約束していた卓球場に向かう。先週約束していた少年との約束を果たすためだ。ところが屋根の修繕で明日に延期とのことでがっくり。

先週の鴨の池のベンチに座り、デュッセルドルノの観光地を検索すると、ナント目の前のロケーションが第2番目(ベンラート城)に紹介されている。
「卓球追いかけてたら勝手に観光してたんや」、ラッキー。何枚か写真を撮ってホテルに帰るのだが、帰路につく電車の中での事、予定の駅のひつ手前で乗り込んできたいかつい男がつかつかつかーとよってきて、野太い声で、「Do you have chiket?」と声をかけられる。
もう、当然無賃乗車が常習化しているので、「I dont have it」。
すると私には聞き取れない事をなんかいうてから、仲間3人を呼び私を取り囲む。「60ユーロ払え!」「えー、何でやねん」、「アドレスは?」と聞くので、「Hotel of next station」(なんかよーわからんでしょ、でも通じるみたい)で私を囲むようにホルトハウゼンで4人が降りる。
これは不法滞在者かなんかの取り締まりかと思いパスポート出して、先週から卓球の世界選手権を見に来てる観光客であることを訴える。
4人のうち一人が「あーあの卓球の試合な」と知っている人がいて、うるさいおっさんのトーンも落ち着き、券売機の前に連れて行かれ、5ユーロ紙幣を入れさせて、2.3ユーロのおつりとキップを僕に渡し「Did you rememmber?」。
そんなもんわかとるわいと思いながらも、「Yes」といって開放された。

あーあ、電車やバスは無料やなかったんや、と初めてドイツの交通料金の考え方を知る。
デュッセルドルには改札がないから、出入りは自由。キップを買うか否かは、お客任せ。
これで何百という駅の改札の人件費や自動改札などの設備は要らない。その代わりにチェックする係員がいて、本当はキップを買わないといけない事を悟らせる。
勉強になりましたと部屋に戻り夕食スタート。

そや赤ワインを飲みながら食べよー。がワインオープナーがない。なんちゅー日や、ええこと一つもない日やんか。
けど、ここであきらめずにあがいてるのがシャカ3です。
皆さん知ってましたか?スプーンでコルク抜ける事を!ひょっとしてだれもおらんのちゃう?気をよくして1本飲んで眠りにつけました。